AGAの治療にかかる費用について解説！治療の効果や副作用も紹介！
AGAの治療をしたいけれど、費用がどのくらいかかるかわからずに、一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、AGAの治療にかかる費用を解説していきます。
また、治療の効果や副作用も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
AGAとは？
AGAとは、進行性の男性型脱毛症のことです。
成人男性が発症することが多く、額の生え際や頭頂部、またはその両方から症状が進行していくのが特徴です。
AGAは、男性ホルモンの一種である「DHT（ジヒドロテストステロン）」の過剰分泌によって、ヘアサイクル（毛周期）が乱されることで発症するとされています。
もともと2〜6年のヘアサイクルが数カ月に縮まることで、毛髪の成長が阻害されるのです。
AGAの発症は遺伝的要素が強いとされていますが、過度なストレスや栄養不足、睡眠不足などがきっかけとなる症例も数多く報告されています。
もしも、髪の毛に以下のような変化を感じたら要注意です。
- 髪の毛が細くなってきたように感じる
- 髪の毛にハリやコシがなくなってきたように感じる
- 朝起きたときやシャンプー時に抜け毛が増えたように感じる
- 額の生え際が徐々に後退しているように感じる
- つむじ付近の地肌が広がっているように感じる
AGAは歳を重ねるごとに発症リスクが高まります。
例えば、30代の発症リスクは20代の約2倍です。
上記のような症状がみられたら、早めに医師に相談しましょう。
AGAの治療っていくらかかるの？治療費を解説！
AGAは命に関わる病気ではなく、治療は自由診療とみなされるため、保険が適用されずに医療費控除の対象にもなりません。
このことは治療を受けるのが、病院でもクリニックでも変わりません。
すべて自己負担になるために、治療費は高額になりがちです。
では、実際にどのくらいかかるのかを、AGAの治療法ごとに紹介します。
AGAには以下のように3つの治療法があります。
- 投薬治療
- 注入薬による治療
- 自毛植毛治療
「投薬治療」とは、抜け毛の進行を抑制するための内服薬と、発毛を促進させるための外服薬による治療を指します。
両方とも必要かは症状によりますが、相場は月々5000円〜1万5000円です。
「注入薬による治療」とは、毛髪の成長因子を直接頭皮に注入する治療法のことであり、通常は投薬治療と併用されます。
1回の注入にかかる治療費は2〜6万円が相場であり、3〜4週間に1度は注入が必要なために年間で100万円以上かかる場合もあります。
「自毛植毛治療」とは、患者自身の後頭部や側頭部から採取した毛髪を、薄くなった部分へ移植する治療法のことです。
狭い範囲なら30万円ほどですが、広い範囲になると数百万円かかる場合もあります。
このように、AGAの治療は高額になりがちです。
治療費をムダにしないためにも、医師によく相談して、症状に最適な治療を受けましょう。
AGAの治療の効果や副作用を紹介！
AGAの治療は、効果が期待できる反面、深刻な副作用が発症するリスクもあります。
では、ここからは具体的な効果や副作用について詳しくみていきましょう。
AGAの治療の効果を紹介
AGAの治療によって期待できる効果は、ヘアサイクルの正常化です。
ヘアサイクルが元に戻ることで、毛髪が正常に成長し始めます。
ただし、AGAの治療には必ず起こる「初期脱毛」には注意が必要です。
「初期脱毛」とは、ヘアサイクルが正常になることで、寿命を迎えていた毛髪がいっきに抜け落ちることをいいます。
そのために、一時的に症状が悪化したように見えるのです。
別な見方をすれば、「初期脱毛」の発症は治療に効果がある証拠ですの歓迎すべきことでしょう。
しかし、「初期脱毛」の症状を見て効果がないと誤解し、治療をやめてしまう方がいるので注意してください。
AGAの治療の副作用に注意！
AGAの治療によるもっとも深刻な副作用は、「勃起不全」「性欲減退」など男性機能に影響を及ぼすものです。
そのため、配偶者がいる場合、妊娠したあとに治療を受けることなどが推奨されています。
場合によっては一時的に治療を休止するのも有効です。
そのほかには、おもに以下のような副作用が起こりがちですので注意しましょう。
- めまい
- 動悸（どうき）や息切れ
- 肝機能障害
- 多毛症
- かゆみやかぶれ
- 発疹
- 手足のむくみ
- 頭皮の痛みやかゆみ
治療中にこのような症状が現れたら血液検査などが必要ですので、なおざりにせず、早急に医師に相談しましょう。
まとめ
治療を受けて、早めにAGAを治したいと思っている方は多いでしょう。
若くして発症したならなおさらです。
この記事では、治療にかかる費用を紹介しました。
また、治療の効果や副作用も解説しています。
より安心してAGA治療を受けるためにも、ぜひ参考にしてください。